ウインダムのPR施策
最近のPR施策について
消費者の購買決定様式として一昔前までは、AIDMAモデルがマーケティング業界で説明されてきましたが、インターネットが普及した現在では、AISASモデルのほうが購買決定様式としては一般化されてきています。
AIDMA購買行動モデル
1.情報を見て、商品を知る(Attention)
2.その商品に興味・関心を持つ(Interest)
3.興味をもった商品が欲しくなる(Desire)
4.商品のことを記憶する(Memory)
5.商品を探して購入する(Action)
AISAS購買行動モデル
1.情報を見て、商品を知る(Attention)
2.その商品に興味・関心を持つ(Interest)
3.その商品を検索して情報を入手する(Search)
4.その商品を購入する(Action)
5.その商品の情報を共有する(Share)
しかしながら、インターネット媒体が多様化した最近では、単純にこのような行動から購買に結び付かない場合もあるため、このモデルをベースにPR戦略を考えていく必要があります。
従来のPR活動は、AttentionやIntrestを引き出すために様々な施策を企画していましたが、PR策だけでは、購買につながらないという現実があります。
例えば、PRイベントをしてメディアで紹介されても競合他社のほうが検索で上位にあれば、お客様はライバル会社へ流れてしまう可能性があります。
したがって、これからPRを考える場合、PR施策のほかWEBサイトやSNSの施策を考慮して進める必要があります。
購買行動とPR施策
1.PR施策
購買行動を起こしてもらうためには、商品サービスを知ってもらわないと検索をしてもらえません。そのためには、広告を含めたメディアの露出などが必要となってきます。
広告出稿をするのか、メディアに露出を図るPRを行うのかは、考え方によります。どちらを選ぶにしても効果を出すためには、WEBサイトやSNS対策が必要となってくることがあります。
2.Webサイト施策
広告(WEB広告除く)やPRを行っても自社のWEBサイトが検索の上位になければ、自社の商品・サービスを詳しく知ってもらう機会を失ってしまいます。WEBサイト内で自社に認知度を高める必要があるため、自社のWEBサイトが上位検索される要件を満たしている必要があります。
また、商品の情報を発信するオウンドメディアサイトを開設して、PR施策を補完するなどの方法も考えていく必要があります。
3.SNS施策
若い世代の方は、調べたい情報をWEBの検索エンジンではなくSNSで検索をして情報入手する傾向があります。
したがって、若い世代の方へ情報を届けたい場合は、SNSでの施策・対策が重要となってきます。
PRコンサルティング
PRをする場合、単純にメディアに露出を図っても効果が出ない事があります。その場合、その原因が何かを見出さないと対策や次回の方策を導くことができません。
問題点を見つけ出し、課題を明確にし、その解決に向けて取り組むためには、上記3つの策(PR施策、WEBサイト施策、SNS施策)を総合して考える必要があります。
問題点を探し出すには、
①その商品・サービスは、PR、広告どちらが効果が高いか?
②PRをした場合、検索の上位に表示されるか?
③SNSに継続した投稿が可能か?
等を検討するとよいでしょう。