top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

執筆者の写真橘川 徳夫

【PR講座 第21回】タイミングが鍵を握る~成功するPR戦略の構築

これまで、PR戦略を考える上で重要な要素は、What(何を伝えるか)、Who(誰に伝えるか)、Why(なぜ伝えるか)の3つだとお伝えしてきました。


しかし、PR活動にとってはWhen(いつ伝えるか)も極めて重要な要素です。なぜなら、適切なタイミングでPRを行わないと、効果を最大限に引き出すことができません。


例えば、父の日のイベントをPRする場合、前日にプレスリリースを公開してもメディアが取り上げる可能性は低くなります。記事や動画を準備する十分な時間が取れないからです。


このような失敗を避けるため、少なくとも2か月前にプレスリリースを発表する必要があります。また、メディアによる取材申し込みを期待するのであれば、1か月前から準備を進める必要があります。


これは、広告制作においても同様です。発売日から新商品をCM等で宣伝したいのであれば、そのCMコンテンツのための制作期間を加味したスケジュールを立てなければなりません。


経験がある人であれば、自分でスケジュールを組み立てることができますが、初めての場合や、不安がある場合、PR会社や広告代理店に相談することをお勧めします。PR活動に適切なタイミングを見極めることが、PR戦略の成功につながるからです。

閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【PR講座 第44回】PR会社って何をしてくれるの?業務内容と選び方のポイント

これまで、PR戦略やその方法、またPRに頼らない手法などについてお話ししてきました。では、実際にPR会社に依頼すると、どんなサポートが受けられるのでしょうか?簡単に言えば、これまでこのブログで紹介してきたことを代わりに行ってくれる、ということになります。時系列に沿って具体的...

【PR講座 第43回】究極のPR戦略 ブランドを確立する方法

これまでさまざまなPR戦略についてお話ししてきましたが、今回は究極のPR戦略、すなわちブランド戦略についてお話しします。 ブランド戦略に成功すると、特別なPR活動をしなくてもお店や商品を見ただけで消費者が購買してくれるようになります。企業ブランドが世の中で確立された結果、企...

Comments


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page