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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

執筆者の写真橘川 徳夫

【PR講座 第21回】タイミングが鍵を握る~成功するPR戦略の構築

これまで、PR戦略を考える上で重要な要素は、What(何を伝えるか)、Who(誰に伝えるか)、Why(なぜ伝えるか)の3つだとお伝えしてきました。


しかし、PR活動にとってはWhen(いつ伝えるか)も極めて重要な要素です。なぜなら、適切なタイミングでPRを行わないと、効果を最大限に引き出すことができません。


例えば、父の日のイベントをPRする場合、前日にプレスリリースを公開してもメディアが取り上げる可能性は低くなります。記事や動画を準備する十分な時間が取れないからです。


このような失敗を避けるため、少なくとも2か月前にプレスリリースを発表する必要があります。また、メディアによる取材申し込みを期待するのであれば、1か月前から準備を進める必要があります。


これは、広告制作においても同様です。発売日から新商品をCM等で宣伝したいのであれば、そのCMコンテンツのための制作期間を加味したスケジュールを立てなければなりません。


経験がある人であれば、自分でスケジュールを組み立てることができますが、初めての場合や、不安がある場合、PR会社や広告代理店に相談することをお勧めします。PR活動に適切なタイミングを見極めることが、PR戦略の成功につながるからです。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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