【PRコラム】音楽配信サービスで広がる世界~還暦になっても流行りの曲は歌える?
- 橘川 徳夫
- 4月7日
- 読了時間: 3分
意外に思われるかもしれませんが、最近の流行りの曲はだいたい知っています。カラオケに行くと最新のヒット曲を歌うので驚かれることもあります。でも、特に音楽に詳しいわけでもなく、カウントダウンTVを欠かさずチェックしているわけでもありません。
では、どうして流行りの曲を知っているのか。それは、ランニング中に音楽を聴いているからです。ランニングを始めた当初は何も聴かずに走っていましたが、あるとき娘のミュージックプレイヤーを借りたのをきっかけに、音楽を聴きながら走るようになりました。それ以来、音楽を聴くことが習慣になっています。
昔は、ミュージックプレイヤーで特定のアーティストのアルバムを流していたので、聴く曲も限られていました。しかし、スマホに替えて音楽配信サービスを利用するようになってからは、「J-POPベストヒット」などのプレイリストを選べば、最新のヒット曲を自然に聴くことができます。走るたびに耳にするので、気づけば流行りの曲を覚えている、というわけです。
とはいえ、走りながら聴いているので、曲は覚えていても曲名や歌手名を確認することはあまりありません。そのため、カラオケに行くと「この曲知ってる!」とは思っても、誰の曲かわからずに歌えないことが多いのです。
最近では、アニメのPRが増えたことで、ランニング中に聴いていた曲が実はアニメの主題歌だったと後から知ることもよくあります。今のヒット曲は、アニメやドラマの主題歌になっていることが多いため、アニメやドラマを観ない世代は、そもそもヒット曲自体を知る機会が少ないのかもしれません。
音楽配信サービスは、私のような世代にとっても非常に便利です。なぜなら、知らない曲やアーティストに自然と出会えるからです。ヒットソングメドレーを聴いているうちに気に入ったアーティストができ、そのアーティストの曲をさらに聴くようになる。この流れがとても楽しいんです。最近よく聴くのは、「Official髭男dism」「Vaundy」「YOASOBI」「Creepy Nuts」「米津玄師」など。還暦のおじさんが聴くようなアーティストではないかもしれませんね。
とはいえ、時々昔のヒットソングを聴きたくなることもあります。例えば、「平成のヒットソング集」を流して、サザンオールスターズ、BOØWY、BARBEE BOYS、レベッカなどを聴くと、気分よく走れます。
私が高校生の頃は、レコードを借りてカセットテープに録音し、ラジカセで聴いていました。今の若い世代にはピンとこないかもしれませんね。当時は、ラジオやテレビ、友人を通じてしか新しい曲を知る方法がありませんでした。そう考えると、今は本当に便利な時代になったと思います。
ただ、苦労して手に入れた曲は、なかなか忘れないものです。だからこそ、当時覚えた曲はいまだに私のカラオケの十八番なのです。